YO−YO's

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第7回 世の塵洗う四万温泉〜上毛かるた 後編

さてさて、寄り道をしながら今回の旅の宿を取る「四万温泉」に到着したYO-YOとN。
今回お世話になるのは四万温泉街入り口付近にある「柏屋旅館」。 この宿はインターネットで探し当てま
した。この「柏屋旅館」、そんなに大きな宿ではなくて、とてもアットホームな雰囲気のきれいな宿でした。
YO-YOとNはPM3:00位に宿に到着。 なかなか男前なご主人に迎えられて、かわいらしい仲居さんに部
屋まで案内してもらいました。

「お夕食は6時ごろになります。お風呂は内風呂は24時間いつでも、露天風呂は夜12時までお入りいただ
けます。ではごゆっくり〜」

「どうする〜? 夕飯まで時間あるね」

「だね  でも夕飯前に一回お風呂はいりたいよね」

「疲れたしね」

「でも  温泉街もブラブラしたいよね」

「したいしたい!」

いろいろ検討した結果、まず温泉街を散策して、宿に戻り一風呂浴びて、夕飯を食べてから浴衣でもう一度温
泉街へ。こんなコースで行ってみることにしました。
四万温泉の中心となる温泉街は柏屋旅館から少し歩いたところにあります。 この温泉街、はっきり言って派
手なタイプではありません。昔から湯治の地だからでしょうか、地味で渋い街並みです。 土産物屋もありま
すが賑やかな客引きは一つも見ませんでした。
そんな感じで、街は一回通ればだいたいの様子は掴めたんで、今度は少し足を伸ばして奥四万湖を見に行き
ました。これは、四万温泉の最奥にある四万川ダムでできた人造湖。 少し陽も陰ってきて肌寒く、湖の水面
も微かに揺れていました。湖の上に架かった橋から全体を見渡して深呼吸。

キレイでした。 気持ちよかった!!

散策を切り上げて宿に戻ると夕食までまだ一時間強ありました。
「ご飯の前に一風呂浴びときますか!」

   YO-YOとNは宿の内風呂へ。
それほど大きくはないけど、小さくもない、浴室。 中は浴槽に溢れるお湯の湯気でモワンモワンとしていま
す。聞いてはいたけど四万温泉のお湯の量はホントに豊富です。無色透明で無臭。お湯もくせがなくて入りや
すい。でも温泉だから多少は重い感じがしますが。

「ほぇ〜」
頭の上にタオルをおいてもう気分は


ババンババンバンバン

ちょっと深めの浴槽だったのでもう顎の先までお湯に浸かってしまいます。そして手と足をめいいっぱい伸ばし
て・・・ 家のお風呂では、めいいっぱい手と足を伸ばすことは不可能です。これが出来るだけでも、温泉に来
てよかったな〜としみじみ思うのです。顎までお湯に浸かっているので、数分で顔や体が熱ってきます。毛穴
も既に全開。

「そろそろ上がろうか」

部屋に戻ると夕飯に丁度の時間。 仲居さんが部屋にお膳を運んでくれました。YO-YOとNは部屋での食事
は、実は初体験。落ち着いた食事が出来てなかなかGOOD。
山の幸満載の夕食を済ませて一息ついたころ、そろそろ街に繰り出そうかと言うことになりました。もちろん、
浴衣に羽織をはおって足元は下駄というスタイルでね。




カラコロカラと下駄を鳴らし昼間下見をしておいた温泉街へとやっては来たものの、昼と同様、夜でも派手なネ
オンなどは目立たず地味な街並み。温泉客もまばら・・・

「なんか、あんまりひといないね・・・」

「だね、GWなのにね」

夜になって開いている店も少なくなっていました。 そんな中で、YO-YOとNは射的の店に入り、その後スマー
トボウルの店に入りました。このスマートボウル、パチンコの原型のようなテーブルゲームで、一発一発手で
球を飛ばして点数の書いてある穴に入れるというもの。
もちろん穴の周りにはパチンコのように釘が沢山打ってあります。入った点数分、球が出てきます。
ホント、単純なんだけどやり始めるとだんだんハマってしまいました。
射的場とスマートボウルの店のオバちゃんにもらった景品のお菓子を手に宿に戻って、今度は露天風呂に入
ることにしました。柏屋旅館の露天風呂は、群馬県産の『檜(ひのき)』を浴槽の框に配してあり、周りは木々
や灯篭、玉砂利などを配した、しっとりとした和風の露天風呂です。  湯あたりしやすい体質のYO-YOには
露天風呂は長く入っていられるので好きです。 湯船に浸かりながらNと色々語りました。

 まあ、お互い25歳にして浮いた話のない二人。話すことと言ったら
「早く彼氏欲しいよね〜」とか


「誰かいい人いないかな?」とか・・・

終いにはこれも愚痴となっていくのですが。そんな感じで1時間半近く露天風呂での〜んびりしました。

この柏屋旅館、部屋数が15ほどあって、その日は全室満室だったのに、不思議なことに滞在中他の客に会
うことはほとんどありませんでした。大浴場に入っていたときも、露天風呂に入っていたときも、ホント、誰にも
会わなかった・・・  ナゼ???

体も心も癒されたYO-YOとNは部屋に戻り、布団に入るとすぐに爆睡してしまい携帯にセットしておいた
アラームに起こされるまで一回も目を覚ましませんでした。これは温泉効果ですね。
部屋のカーテンを開けると外は雲ひとつない青空。 窓から見える山の新緑は眩しく、起抜けのYO-YO
はその光に溶かされそうになりながら起床し、身支度をととのえ、朝食を摂り、柏屋旅館を後にしました。

二日目は、中之条町にある薬王園で陶芸体験をして、帰路に着きました。陶芸でYO-YOはビアマグを、Nは
マグカップをそれぞれ製作しました。これは焼き上がりまでに2ヶ月ほどかかるということ。完成品が出来上が
ってきたらまたここに書きたいと思います。

盛りだくさんの二日間。 心も体も癒されて、群馬の自然も満喫できました。う〜ん、さすが日本のヘソ群馬県。
いい所です。さて、今度はどこに行こうか。どこがYO-YOを呼んでいるのか。気の向くままに呼ばれたところに
ふらっと行きたいものです。

YO-YOでした


吠えろ歯科技工士